ステイ・ホームで困ったこと

インドアでの楽しみにはことかかないタイプなので、ステイホームでのコロナ疲れなんて無縁! と思っていたが、今週末はちょっと困った。

 

ダイヤモンドプリンセス号での事件を目にし、(ずっと屋内で過ごすのって辛いかな、練習しておこうか~)と、自主的に「一週間、家で過ごしてみるごっこ」を始め、そのまま緊急事態宣言が出て、職場はリモートワークに切り替え。

最低限の外出以外すべて取りやめてほぼ半年の巣ごもり生活であるが、ずっと快適に過ごしてきた。

「ステイ・ホームを100の楽しみ」とかいうコラムでも書こうかと思ったぐらいだ。

 

そんな私が困ったのは、疲れ目がひどくなってしまったせいである。

平日は朝から晩までPCとにらめっこしているし(対面会議だと、時々人の顔を見たりしているが、リモート会議だとずっとPCを見つめ続けることになる)、仕事が終わった後も、息抜きと称してゲーム・パソコン(=調べ物やニュース、映画)・スマホ(=おおむねキンドルでの読書)などで目を酷使しているわけで、目や視神経さん達がギブアップするのも無理はない。

 

しかし、目を極力使わないで過ごそうと思うと結構な鬱になる。

数日であっても、目を酷使する三大娯楽、ゲーム・パソコン・読書を完全封印するのはなかなか難しい。

結局、一番目が疲れるゲームだけは完全封印、テレビ・読書・ネットサーフィン・動画閲覧は、ちょっとは許可、ということにした。

朝起きたら目のトレーニング(立体視の本を試すと涙が出てきていい感じにうるおう)と軽い運動、ラジオを聞きながら身体のマッサージなどに当てた。

趣味時間は、フランス語の勉強(目を使わないわけではないが・・・)とピアノ(楽譜ぐらいは見るが・・・)と削り絵(いや、目を使うんだけれども・・・)に費やした。

とはいえ、最後は痛み止めのお世話になった。

 

この年になると、自分の持てる資源(視力、聴力、集中力、体力、時間etc...)は限りある資源なのだなあというのが身に沁みてくる。

時間があったとしても朝から晩まで何かひとつのことに打ち込み続けるのは難しいし、全身の筋肉神経五感をまんべんなく使わないと、使いすぎて摩耗したり、使わな過ぎて衰えたりしてしまう。

 

長持ちするよう、大事にケアしていかなければと肝に銘じた次第である。